♨️東鳴子温泉の地酒「天音」10周年記念♨️
🍶お酒の子守唄ライブ🎷開催!
2019年秋、東鳴子温泉の地酒「天音」がうまれて10周年を迎えます。天音は、このお酒のために作曲された音楽《お酒の子守唄》を鈴木広志グループが演奏し、その音源を4ヶ月半聴かせて熟成させたお酒です。 発売10周年を記念し、《お酒の子守唄》や鳴子にまつわる音楽などを盛り込んだライブを開催します。 (*このライブは、湯治ウイーク2019の一環イベントとして行われます。合わせてお楽しみください)
◎日 時:2019年9月29日(日)13:00開演(12:30 開場)
◎会 場:鳴子公民館(鳴子御殿湯駅下車徒歩1分)
◎料 金:前売り1,500円/当日2,000円(全席自由)、高校生以下無料
◎お問合せ:2019amane[@]gmail.com *[ ]はとって送信してください
ご予約はこちらから→お酒の子守唄ライブ予約フォーム
◎演 奏:鈴木広志グループ
鈴木広志(sax)
大口俊輔(pf/acc)
小林武文(perc)
小美濃悠太(bass)
◎企画/作曲:大場陽子
◎プログラム:「お酒の子守唄」
1.発酵 2.しぼり 3.熟成
→東鳴子温泉の地酒を熟成させるために作られた組曲
「ナルコ物語」
1.あさの 2.則子 3.孝子 4.ヨシコ 5.京子
→鳴子温泉郷に実在する5人の女性をテーマにした組曲
「ビーバー!」
→草刈機の曲。超絶技巧を要するサックスソロのための名(迷)曲。
他。
🍶「天音」のお話
天音は、「東鳴子温泉を訪れた湯治客に楽しんでもらえる地酒をつくりたい」という地元の酒屋さんの願いからうまれたお酒です。どんな地酒にしようか地域で話し合った結果、その地酒のために新しく音楽をつくり、熟成期間中に波動スピーカーでその音楽を聴かせようということになりました。地元の酒屋さん、酒蔵の杜氏さん、音楽家、波動スピーカー会社の方など、多くの人が関わり合ってつくられたそのお酒は、「天音(あまね)」と名付けられました。
🎷「お酒の子守唄」のお話
鳴子温泉郷在住の作曲家・大場陽子によって作曲された《お酒の子守唄》は、お酒の製造工程から発想を得て、1.発酵、2.しぼり、3.熟成の3曲から構成された組曲です。
演奏は、今年の大河ドラマ「いだてん」でも演奏で活躍中のサックス奏者・鈴木広志氏率いる「鈴木広志グループ」。サックス、ピアノ、パーカッション、ベースからなる4人編成です。パーカッションには、ガムランのガンサ、チベットのシンギングボウル、エンゲルハートなど様々な楽器が使われ、不思議な音色が生み出されています。
【CD】
「お酒の子守唄」 価格:1,000円(税込)
1.発酵 2.しぼり 3.熟成
こちらから、ご購入いただけます→Amazon「お酒の子守唄」CD
♨️「湯治ウイーク2019」のお話
フランス革命以降、貴族やブルジョアを中心に行われるようになったと言われる長期休暇、バカンス。フランスの国民は現代でも数週間から2か月くらいはこのバカンスをとり、たっぷり人生を楽しんでいます。忙しい日本人には夢のような話ですね。 でも、日本にもフランス革命のはるか前から「湯治」というバカンスがあったのです。自然に寄り添い、自然から糧を得て生きていた日本人が、自然の恵みである温泉でゆっくり癒される。そんな豊かでおおらかな時間を過ごしていました。しかし、そうした日本で受け継がれてきた湯治文化も、今や消滅寸前の危機。でもここ鳴子温泉郷にはまだまだ湯治文化が残されています。 このたび、1200年の湯歴を持つ鳴子温泉郷で、大崎耕土・世界農業遺産の食や地酒、沿岸部からの産物を味わいながら、健康、自然、趣味、仕事といった4つの分野で現代版湯治をゆったり楽しめる1週間をご提案いたします。湯治を知っている人にも知らない人にも、そのすばらしさを伝えようという初めての企画「湯治ウイーク」です。この機会に、忙しい日常からひととき逃れ、自分の新しいバカンスをお過ごしください。なお、「湯治ウイーク」に合わせて、東鳴子温泉と川渡温泉の宿ではお得な滞在プランをご用意しております。あわせてご利用ください。
湯治ウイーク2019のサイトは、こちらです!→湯治ウイーク2019
★ 出演者プロフィール
■鈴木広志(サックス)
サックス奏者/作曲家。東京藝大卒。リーダーを務めた「チャンチキトルネエド」の他、「東京中低域」「清水靖晃&サキソフォネッツ」等でも中核を担い、国内外の音楽祭に出演。企画及び作曲家としては国宝「上杉本洛中洛外図屏風」をはじめ、全国の美術館や博物館の絵画や彫刻とのコラボレーションを多数行う。谷川俊太郎の詩に音楽を書き下ろしたCDBOOK「大人のための俊太郎」(アルテスパブリッシング)も発売中。 NHK朝ドラ「あまちゃん」大河ドラマ「いだてん」のテーマ曲及び劇中音楽でもサックス/リコーダーを演奏し劇中にも出演(音楽/大友良英氏)。遊佐未森、大橋トリオ、椎名林檎、くるり、ゴンチチ、小野リサのライブや録音にも参加している。http://suzuki-hiroshi.com/
■大口俊輔(ピアノ/アコーディオン)
ピアニスト/アコーディオニスト/作曲家。英国留学中、音楽教師の薦めで音楽に目覚め、帰国後、東京芸術大学入学と同時に、チャンチキトルネエドのメンバーとして活動開始。これまでに、蜷川幸雄の演出舞台への出演・演奏や、パリ日本文化会館での無声映画作品上映演奏、JUNYA WATANABE COMME des GARÇONSのパリ・コレクションの音楽制作など、演劇、ファッションショー、映画、絵画、TV等に多数の音楽作品を提供。近年では、大友良英氏の手掛けたNHK朝ドラ『あまちゃん』、大河ドラマ『いだてん』の劇中音楽におけるアコーディオンの演奏・劇中出演の他、大竹しのぶ主演『ピアフ』でのアコーディオン演奏・出演などがある。楽曲制作、アレンジの発注をこなす傍ら、常にものづくりへの興味もつきず、家具作りや左官など、時間があれば音楽以外の製作にも没頭してしまうため、本業を見失わないように精進している。
■小林武文(パーカッション)
ドラムセットをはじめ様々な打楽器類を演奏。邦楽囃子方仙波清彦氏に師事。国立劇場、歌舞伎座等で、邦楽・下座音楽を実践的に学ぶ。自身のバンド「琴鼓'n管」では鍵盤打楽器・太鼓・管楽器によるアンサンブルを中心に、歌や踊りも交えたパフォーマンスを展開する。NHK Eテレ「大!天才てれびくん」での「パタタピテ ポタツピテ」他、TV・映画用音楽の作編曲も行う。2013年「あまちゃんスペシャルビッグバンド」に参加、第64回紅白歌合戦に出場。2019年NHK大河ドラマ「いだてん」劇伴音楽に参加。その他、林正樹、小川美潮、大友良英スペシャルビッグバンド、sardine head、ダた等のユニット、「鬼太鼓座」にはドラマーとしてゲスト出演するなど多方面で活動中。2018年初のソロCD album「memimimamon」発表。http://shabahige.boo.jp/kobatake/
■小美濃悠太(ベース)
コントラバス奏者。大学進学時よりジャズを学び、在学中から東京を中心に演奏活動を始める。サックス奏者 臼庭潤のバンドに始まり、南博、津上研太、音川英二など、数々の日本を代表するミュージシャンのバンドに在籍した。ジャズのフィールドに留まらず、東儀秀樹、古澤巌、小野リサなど著名アーティストのサポートも務める。近年は欧州のアーティストとのプロジェクトを積極的に展開。2018年、コペンハーゲンジャズフェスティバルに自身のカルテットで出演し、2019年は日本・スウェーデン・ポーランドの共同プロジェクトLeisure Childrenとして出演。https://yutaomino.com
■大場陽子(企画・作曲)
東京藝術大学大学院修士課程修了。第67回日本音楽コンクール第1位受賞。第22回および第26回芥川作曲賞において、オーケストラ作品『誕生』『ミツバチの棲む森』がそれぞれノミネート。「音楽のある空間づくり」をテーマに様々なスタイルの公演を行う。また、2009 年より「生活に寄り添う発酵音楽プロジェクト」を始動。CD『お酒の子守唄』とその音楽で音響熟成させた純米吟醸音楽酒「天音」が発売中。2013年には「大地が生み出す産物をテーマにした音楽」を収録したCD『お豆の物語&ゆきむすび』をリリース。近年は、自然界から発想を得た作品制作に取り組んでいる。現在、岩手大学准教授。http://www.obayoko.com
湯治ウイーク|TOJI WEEK 2019
主催:宮城県商工会連合会、玉造商工会
共催:TOJI JAPAN実行委員会
協力:復興大学+東北工業大学この地に技あり!プロジェクト(JST-RISTEX多世代共創領域 2016-2019)、株式会社田中酒造店、ゆとくらしNARUKO
後援:宮城県ホテル旅館生活衛生同業組合、鳴子温泉郷観光協会、東鳴子温泉観光協会、川渡温泉観光協会、東鳴子親交会、東鳴子温泉旅館組合
令和元年度 地域課題解決型ビジネス支援事業